縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

歌の文化遺産

歌の世界で、ご当地は地名のことである。
その地名について、民俗学者谷川健一さんは
5月30日の日経新聞のコラム「私の履歴書」に
「地名研究」というタイトルで次のように記述している。


  地名は単なる記号ではない。
  日本人の情緒を触発する媒体である。
  歌枕の多くは地名である。
  この歌枕をたどって芭蕉の「おくの細道」の旅はつづけられた。
  地名はまた、「大地に刻まれた百科事典の索引」である。
  地名は更に、「時間の化石」である。


地名ソング、とりわけご当地歌謡ブルースは
万葉の歌枕の時代から受け継がれた
日本人のこころに響く、歌の文化遺産なのではないか・・・


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