縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

ファンとのお約束

昨日の日経新聞の「波音」
夕刊一面のこのコラムが面白い・・・


<お約束>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近出た演歌の新曲のタイトル。
「女」「夫婦」「海峡」「雨」「宿」「岬」「半島」「灯台」「終着駅」「川」
連綿と続く演歌のキーワードが並ぶ。


なぜ新機軸が出ないのか。
レコード会社の人とそのことが話題になった。彼は言う。
「ファンとの間のお約束なんです。歌手には固有のイメージがあって、
 それから外れたことをするとファンが怒る。CDの売上げも落ちる」


「お約束」は予定調和と言い換えてもいいもだろうが、
すべてが想定の枠内に収まる安心感が心地よい。
だから、演歌に限らず、何事も「改革」は難しい。(秦)
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お約束や決まりごとは、やぶるの為にある。
もちろん創造破壊ということですが・・・