昨日の午後から８時間あまり・・・。
先般収録された和歌山弁落語のビデオ編集に立会いました。
制作会社さんのモニターをにらんで枝曾丸さんご本人も大奮闘！
３作で７８分に収録されたものを６０分にまとめていきます。
こちらはスムーズに落ち着きました。
ところが３つの特典映像を４０分にするのが大変です。
枝曾丸落語の脚本/まんが家のマエオカテツヤさんの
インタヴューはすんなり１分強に温かく収まります。
ところが新作人情ばなし「花いちもんめ」は４２分と落語としては長編。
２００５年１１月９日のわかやま芸品館で収録されたものです。
この人情シリーズをライフワークと考える枝曾丸さんは
是非とも特典映像に入れ込みたいと頑張ります。
今回発売されるＤＶＤはあくまで「和歌山弁落語」なんですが
もうひとつの枝曾丸さんも観てもらいたい・・・。
「花いちもんめ」も観てみると涙ウルウルの良い出来なのです。
いまどき 花街に売られた娘の気丈な半生を・・・と思うのですが
人に古今東西情けあり・・とはまってしまうのです。
去年なくなった桂文枝師匠の得意の芸域だけに
枝曾丸さんも師匠に捧げる作品として特別の想いがあったようです。
ともかく３４分に収めきりました。
最後の特典映像は「枝曾丸/アルゼンチン・落語紀行」です。
２００２年１０月 南米アルゼンチンの移民３５周年の記念イベントに
半ば手弁当で？招かれた全旅程３０００キロ・６公演の模様です。
ブエノスのうたごえ家族やイグアスの滝にとんでのない仮設の高座
思い出や苦労話が止まらず編集が先に進まないのです。
なんとか２分程にするとＮＨＫのドキュメント番組風の秀作？になりました。
お陰さまで何度みても飽きない
楽しい和歌山弁落語のＤＶＤになりそうです。
また和歌山のおばチャンの衣装着物の舞台に良く映えること映えること・・・・
１００分に収まり５月３１日の発売予定が確実なものとなりました。
楽しみでお待ちください。
