弊店はホテルのある商業施設に入っているので
宴会かえりの紳士・淑女がほろ酔いでお見えになることがある。
昨日の紳士もそうだった。
氷川きよし君の「面影の都」のシングルCDを
ランキングコーナーからお持ちなりお買い上げになる。
「この曲は去年一番売れた演歌の曲ですヨー・・・」
「3月には剣をテーマにした新曲がでますよ・・・」
とこのつぶやきとおりつぶやいてみる。
なにを思われたか
レジから演歌売場までもどられる。
氷川くんの専用売場に気がつかれて「演歌十二番勝負」のアルバムをご覧になる。
ここで一声「さっきの曲も入っていますよ・・」とつぶやく。
アルバムに交換を希望される。もちろんOKです。
これだけでも商売冥利なのですが
このお客様お勘定を済ませられると またまた演歌売場に向かわれる。
しばらくしてお声がけすると「細川たかしさんは・・・」
ご案内し全曲集を追加でお求めになられる。
お勘定の後「もしよろしければ演歌のカレンダーを・・・」とつぶやく。
期待以上に喜ばれる。そして三度演歌の売場に向かわれる。
なにかお捜しになられてるようだがそのままに・・・
レジまでお持ちになったのは成世昌平さんの全曲集です。
そして「演歌のカレンダーもう一本頂けないかい・・・」
それこそこちらが大喜びでお渡しします。
さらに島津亜矢さんの大器晩成メモパッドを出口まで追っかけてお渡しする。
いつも聴きたいなと思われてる曲や歌い手さんが
次々に連鎖していったのだと思う。
こういう素敵な捜索願いは毎日でも有難いのだが・・・